name
 
 
僕等は過去に生きる生き物だ
迷った分だけ積み重ねた軌跡が作るまぼろし
太陽に翳した掌は透けて見えた
虚像の影と塵 誰もが同じ様に
 
朝にはあったはずなのに夜にはなくなってた
名残惜しい感情はその姿さえ不鮮明で
 
明日が来ること疑いもしないだろ
そこに居ようが居まいが特に問題は無く
それでも切り離せない記憶がここにあるから
君を思い浮かべて泣いていたんだろう
 
僕なら現在という狭間で躊躇ってた
光は遠ざかり闇に目が慣れてしまったよ
 
確かにあったはずなのにいつしか色褪せてた
永遠なんてありもしないまやかしが美しい
 
明日が来ること疑いもしないだろう
そこに居ようが居まいが特に問題は無く
それでも引き離せない心がここにあるから
君を思い浮かべて名前を呟いていた
 
明日が来ること疑いもしないだろ
そこに居ようが居まいが特に問題は無く
それでも切り離せない記憶がここにあるから
君を思い浮かべて泣いていたんだろう
inserted by FC2 system