舞う蝶に這う思想

 

見せ付けて煙に巻いて嘲笑うかの様に舞う蝶 
自分が何者かなんて見比べてりゃすぐに分かんだよ 
目を閉じて覚めない夢見続けている捕らわれ人 
俯瞰しても遊離してるそれを孤独と呼ぶ馬鹿がいる 

見せ付けて煙に巻いて嘲笑うかの様に舞う蝶 
自分が何者かなんて見比べてりゃすぐに分かんだよ 
だけれどもそれ見ちまって追いかけてる捕らわれ人 
迂回しても食い下がってそれを視界に留めておくのさ 

憧れから始まった鎖繋がる連鎖のゲーム 
馴れ合いなんかじゃない 騙し騙されの許された舞台 
必然と思い込んだらこの胸の誓いを糧に 
固唾を飲み込んでさ もう準備は出来てるんだから 

信じても碌でもなくて舐めまわすかの様に這う思想 
足し引きを繰り返して現在地はどれくらいだろう 
蓄積されていく疲労も見る影もない張り詰めた糸 
それでも尚息巻いて声を枯らして 手を掲げ挙げんのさ 

杜撰な言葉の羅列で他人任せの連想ゲーム 
所詮は独りよがり 騙し騙されの織り成した図体 
嗚咽に紛れ込んだその本音と等価値の 
固唾を飲み込んでさ もう準備は出来てるんだから 

光の中舞う蝶は綺麗に見せる為その姿保っている様に思えた 
そしたらどうだろうこれっぽっちも綺麗と思えなくなっていた 
繋がれた鎖の何番目 原色に幻想を重ねて たゆたっているのさ 
闇の中這う思想は 幻想に自画像を重ねて 舞い上がって行けるのさ 

憧れから始まった鎖繋がる連鎖のゲーム 
馴れ合いなんかじゃない騙し騙されの許された舞台 
杜撰な言葉の羅列で他人任せの連想ゲーム 
所詮は独りよがり 騙し騙されの織り成した図体 

もう準備は出来てるんだから

 

 

 

 

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