カガミアワセ

 

目隠しをして乱れれば研ぎ澄まされた聴覚に 
頼りすぎた視覚は謳歌して あたかも二人が一つだよ 

プラスとマイナス行き来して振り出しまで戻されそうで 
体中を君が侵していて この手だけでも繋いどいてくれ 

独りよがりにならぬように 見上げた君の顔を見ていたい 

差し詰め僕は君の片割れ 至る所でそれをみつけるよ 
このまま僕ら宇宙の果てまで 泳ぎきってみせようか 
悶える顔が月夜に照らされ 見違えるように美しいね 
鏡と向かい合わせの気分だ このまま取り残されてしまいたい 

正気な自分取り戻せどまた君の核に触れたいのさ 
放置されて五感が硬化して 今にも流れ出しそうだよ 

引力に拍車かかって 見下す君の顔が途切れた 

果てるまで僕を静かに殺して 大胆にも君は笑ったね 
このまま僕ら空虚の中まで 手と手を繋いでおこうよ 
悶える顔が月夜に照らされ 見違えるように美しいね 
鏡と向かい合わせの気分だ このまま取り残されてしまいたい 

差し詰め僕は君の片割れ 至る所でそれをみつけるよ 
このまま僕ら宇宙の果てまで 泳ぎきって 

果てるまで僕を静かに殺して 大胆にも君は笑ったね 
このまま僕ら空虚の中まで 手と手を繋いで 

悶える顔が月夜に照らされ 見違えるように美しいね 
鏡と向かい合わせの気分だ このまま取り残されてしまいたい

 

 

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